【POG】素質馬トーセンアンバー 父譲りのバネが武器 抜群の気配で初陣V狙う
【POG】素質馬トーセンアンバー 父譲りのバネが武器 抜群の気配で初陣V狙う (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
「新馬戦」(11日、東京)
攻め馬から潜在能力の高さを誇示しているトーセンアンバー(牝、美浦・菊沢)は期待のディープインパクト産駒。横山典とコンビを組み、日曜の東京5R(芝1800メートル)か6R(芝1600メートル)で初陣Vを狙う。
入厩当初から軽やかなフットワークが目立つ一頭だった。菊沢師は「この時期にしては十分に体力がついていて、いいバネを持っています」とうなずく。1日の美浦Wでは4F51秒5-37秒9-12秒9の好時計を馬なりで記録。抜群の気配をアピールした。
今年のNHKマイルCを制し、厩舎に初G1タイトルをもたらしたアエロリットも、昨年6月の東京で新馬戦Vを飾った。「アエロリットとは馬のタイプが違いますが、ここまでの過程や仕上げなどは似た感じで来ていますよ」。G1ウイナーとなった先輩の背中を追い、出世街道をばく進する。
NHKマイルCでG1厩舎となった菊沢厩舎
勢いがある同厩舎の期待馬トーセンアンバーがデビューする。
ディープ産駒で鞍上は横山典。
陣営の期待具合が手に取るようにわかる。
【阪神新馬戦】グランデミノル 古馬に楽々先着「問題ない」
【阪神新馬戦】グランデミノル 古馬に楽々先着「問題ない」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
今春の桜花賞を制した本田厩舎のグランデミノル(牝、父エンパイアメーカー)は、10日阪神の芝1400メートル戦でデビュー予定。1週前追いは古馬オープン馬のスピリッツミノルに楽々と先着。本田師は「エンパイアメーカーの産駒でも気性は全く問題ないし、行きっぷりもいいよ。攻め馬通りなら、かなりいいところまでいけそう」と絶賛。第2の“レーヌミノル”になるか注目だ。
今年の桜花賞厩舎本田厩舎がグランデミノルを10日阪神でデビューさせる
エンパイアメーカー産駒でも気性は問題なく、陣営は絶賛。
レーヌムノルに続けるだろうか?
【POG】ステルヴィオ、短距離王の父から受け継ぐレース偏差値の高さ
【POG】ステルヴィオ、短距離王の父から受け継ぐレース偏差値の高さ (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
【ステルヴィオ(牡、美浦・木村哲也厩舎)、父ロードカナロア、母ラルケット、馬トクPOG指名者数:168人】
4日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、2番人気のステルヴィオ(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎=ロードカナロア産駒)が力強く抜け出して、新種牡馬の父に初勝利をプレゼントした。勝ち時計は1分34秒8。
パドックではやや気負っていたが、レースになれば父譲りの競走センスが光った。まずまずのスタートから、内外の馬を行かせて、すんなり4番手。直線残り200メートル手前でムチが入ると、後続を一気に突き放した。道中ずっと反応がイマイチだった評判馬サトノオンリーワンの一列前をキープしたことで、内を突かざるを得なかったサトノより直線の進路選択に余裕があった。
タイムは前日の国分寺特別(3歳上500万)より0秒2遅いだけ。上がりはメンバー最速3ハロン34秒2。レースラップからみて、1ハロン11秒5以内をしっかり3つ刻んでおり、スピードの持続も水準以上のものがある。
騎乗したルメールは「とても乗りやすい馬。ムチを入れたら、いい反応をしてくれました。距離はもう少し長くなってもいい」とコメント。ムチが入る前から出していたゴーサインに瞬時の反応とまではいかなかったが、その部分に鞍上は距離の融通を見いだしたのかもしれない。
香港スプリント(2度)、スプリンターズS(2度)、高松宮記念、安田記念と、G1レースを6勝したスプリント&マイル王の父。北海道の育成場をいくつか取材した際「(走りが)硬い馬は距離はもたないだろうが、マイル以上をこなせそうな子もいる」という評価が多かった。
正真正銘初デビューの産駒が、いきなり見せたレース偏差値の高さ。ロードカナロア産駒への期待が大いに高まる勝利だったことは間違いない。(大上 賢一郎)
その新馬戦のタイムは圧巻であった。
今後相手が強化されるであろうが、マイル以上でも通用されるかどうか?
これから楽しみである。
【POG】「父の名を高めよ―」ヴァイザー、持久力生かし任務遂行
【POG】「父の名を高めよ―」ヴァイザー、持久力生かし任務遂行 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
【ヴァイザー(牡、栗東・高橋亮厩舎)、父ノヴェリスト、母ヴァイスハイト、馬トクPOG指名者数:27人】
4日の阪神5R・2歳新馬(芝1400メートル、12頭立て)は、2番人気のヴァイザー(牡、栗東・高橋亮厩舎=ノヴェリスト産駒)が好位から抜け出し、今年の新種牡馬の産駒として、JRAで初の勝利を挙げた。勝ち時計は1分21秒9。
前半1000メートル57秒2の速い流れの3番手を追走。1200メートル通過は1分9秒0、最後の1ハロンが12秒9と要した耐久戦を、末脚を振り絞るように伸びて半馬身抜け出した。
騎乗した北村友は「調教と同様、真面目。うまく息を入れられて最後まで一生懸命走ってくれました」とコメントした。
ドイツ産のノヴェリストは、父がモンズーン、母の父がイルドブルボンの子ラグナス。2013年キングジョージ(英アスコット競馬場、芝2400メートル)を、ハービンジャーが持っていたコースレコードを大幅に更新するタイム(2分24秒60)で5馬身差圧勝したことが評価され、種牡馬として輸入された。
血統表には、重厚な種牡馬が並ぶが、牧場、育成場の調教騎乗者たちは、こぞって「鈍重でないかと心配しましたが、手先が軽くて切れもある。イメージと違いました」と話していた。中には「絶対に成功すると思います」と自信を語るスタッフまで。
同馬の母の父はアドマイヤベガ。父の子は前述のハービンジャー同様、母の父にサンデーサイレンス種牡馬を構えるケースが多いが、レースではディープインパクトなど、SS系種牡馬産駒の切れにどう対抗できるかが、当然成功のカギとなる。
この1戦だけで評価は難しいが、今回1400メートルにしてはレアな前傾ラップで、最後の持久力比べがフィットした印象もあり、まずはスローペースの瞬発力勝負に対応できるかを見てみたい。あとは休養で420キロの体がもう一回り大きくなるといい。
かなり早い時期から、オーナーであるキャロットファームが、父の名を高める先兵役として指名していた1頭。きっちり照準を定めての勝利で、日本ダービー(レイデオロ)を制して勢いに乗るクラブの戦略は見事だ。(大上 賢一郎)
その一番星となっているヴァイザー
キャロットファームが1番手として指名してきただけはあり、新馬戦見事な勝利。
若干からだが小さいのが気になるが、これからも活躍が期待される。