【青葉賞展望】新星アドミラブル勝って祭典へ

【青葉賞展望】新星アドミラブル勝って祭典へ （デイリースポーツ） - Yahoo!ニュース

目下２連勝中と勢いに乗るアドミラブル。前走のアザレア賞は後方の位置取りから向正面で２番手まで進出し、そのまま後続を突き放して３馬身差の完勝。大舞台への展望が開ける好内容だった。１５年レーヴミストラル、昨年のヴァンキッシュランとアザレア賞の勝ち馬が２年連続でＶ。結果を出してダービーに乗り込みたい。

　大寒桜賞で差し切り勝ちを決めたアドマイヤウイナー。３番手で折り合って、直線で息の長い末脚を発揮。ゴール前で逃げ馬をきっちりとらえて２勝目をつかんだ。もともと札幌２歳Ｓ３着の実績があり、重賞でも引けを取らない力の持ち主。血統構成と持続力型の末脚はこの舞台に合いそう。本番への最後の切符をつかみ取る。

　未勝利脱出に時間を要したマイネルスフェーンだが、その後はホープフルＳ２着、京成杯３着と重賞で好走。脚部不安で休養を余儀なくされたが、３カ月半ぶりに戦列に復帰する。１週前追い切りは美浦Ｗで久々を感じさせない動きで好仕上がり。これまで（１・２・４・１）と堅実に走っており、休み明けでも崩れることはないだろう。

　スプリングＳで５着だったトリコロールブルー。発馬がひと息で後方からの競馬。直線ではジリジリとしか伸びなかったが、デビュー以降は芝２０００メートルで１、２、１着。芝１８００メートルは微妙に距離が短かった。中間も熱心に乗り込んで上昇気配。距離延長で真価発揮へ。

　あとは、ゆりかもめ賞を勝ち上がって３戦２勝のダノンキングダム。距離経験は大きな強みで、権利獲得に挑む。京都２歳Ｓ３着、弥生賞４着の実績があるベストアプローチもマークしておきたい。

ダービーへの切符をかけた青葉賞。皐月賞にはちょっと足りなかった馬、ダービー一本に絞ってきた馬色々いるかと思うが、アドマイヤウイナーがどのような競馬を見せるかによって、混戦ダービーの一躍主役に躍り出る可能性が高い。