【香港・クイーンエリザベス2世C 池江調教師に聞く】シャティン競馬場はパワーが必要
【香港・クイーンエリザベス2世C 池江調教師に聞く】シャティン競馬場はパワーが必要 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
◆香港・クイーンエリザベス2世C・G1(芝2000メートル、30日・シャティン競馬場)
馬券攻略で重要になるのが、シャティン競馬場のコースを知ること。昨年、ラブリーデイ(4着)でこのレースに挑戦した池江泰寿調教師(48)に芝コースの特徴を聞いた。
―シャティン競馬場と日本の芝コースの違いは。
「日本とは路盤が違って、雨が降っていたとしても、1時間もやめば、良馬場まで回復するケースがあります。昨年のラブリーデイは乾いた馬場を求めて行ったんですが、ずっと雨が降り続いていたんでね…。能力を出し切れるコンディションではありませんでした」
―野芝に洋芝をオーバーシードした芝の状況はどのような感じですか。
「質に関しては、ドバイ(メイダン競馬場)に似ています。日本はどちらかというと密度が薄く、ドバイや香港は濃くて掘れにくい。(硬い)路盤を踏む感じの日本とは違って、(より柔らかい)芝の上を走っているという感覚が強いですね」
―レースレコードが2分0秒1。時計がかかる印象があります。
「全体的に日本より2、3秒はかかるイメージで、パワーが必要になってくるはずです。絶対的な能力が高ければ問題ないでしょうけど、多少の得手、不得手は出るかも知れません」(聞き手・山本 武志)
シャティン競馬場について語る池江調教師。
シャティンはドバイに似ているというのは海外遠征豊富な師であればこそのセリフであろう。
万全な体調での出馬を期待する。