天国まで1マイル

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【天皇賞・春】キタサン導いた8勝!やっぱり春の盾は武

【天皇賞・春】キタサン導いた8勝!やっぱり春の盾は武 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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第155回天皇賞・春(30日、京都11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、芝・外3200メートル、1着本賞金1億5000万円=出走17頭)1番人気のキタサンブラックが、3分12秒5(良)のレコードタイムで快勝。武豊騎手は、JRA同一GI8勝の新記録を樹立(保田隆芳元騎手が天皇賞・秋を7勝)した。2着には4番人気のシュヴァルグラン、3着に2番人気のサトノダイヤモンドが入った。

 年度代表馬の度肝を抜くパフォーマンスに、8万人近い大観衆が酔いしれた。1番人気のキタサンブラックがレコードで連覇。サトノダイヤモンド有馬記念のリベンジを果たすとともに、大阪杯に続くGI5勝目をマークした。

 「きょうは何とか勝ちたかった。出るレース、勝たなければいけない立場の馬だと思うし、結果を残せてよかったです」

 天皇賞・春は8勝目。JRA同一GI最多勝の偉業を達成した武豊騎手が安堵の表情をみせた。

 スタートを決めて、前半1000メートル58秒3のハイペースを、離れた2番手で進んだ。「(馬が)道中、少し前を追いかけようとしたし、途中もペースが落ちなかった」。昨年と違い、かなりタフな展開となった。それでも「昨年より馬の方も強くなっている自信があったので、昨年よりもう少し速いペースで走らせたい気持ちはありました」。

 パートナーに全幅の信頼を寄せ、レースを組み立てた。2周目の4コーナー手前で早々と先頭に立つと、直線は後続をシャットアウト。「ラストは苦しかった。この馬にしか耐えられないペースだったと思います。ゴールした瞬間は改めて強いな、と思いました」。

 3分12秒5は自身が騎乗して2006年にディープインパクトがマークした3分13秒4を0秒9も更新する驚異のレコードだ。「ディープのレコードは、しばらく破られないと自分自身でも思っていたのに、大幅に更新しましたね」。“ディープ超え”に驚きを隠せなかった。

 「昨年の今頃よりはるかに馬は強くなっていて本当にたくましくなりました」と武豊騎手が言えば、清水久調教師も「まだ筋肉が乗ってくるんじゃないかという感じもある。秋に向けて成長してくれると思います」と、さらなる進化に期待を寄せる。

 今後は、宝塚記念(6月25日、阪神、GI、芝2200メートル)でGI3連勝を狙う。そして、その先には世界最高峰の舞台でもあるフランスの凱旋門賞が視界に入る。

 「(秋は)もちろんフランスも含めて、有馬記念も“必ず”という気持ちはありますが、まずは宝塚記念に集中したい」とトレーナー。現役最強馬の称号を手にしたキタサンブラックが上半期のグランプリを制し、武豊騎手の夢でもある世界制覇への道を切り開く。 (斉藤弘樹)

★入場&売り上げ

 30日の京都競馬場の入場人員は7万7786人で前年比98・4と微減したが、天皇賞・春の売り上げは222億935万3000円で同106・6%とアップした。今年のGIは6レースが終了し、昇格初年度の大阪杯も含め、売り上げは高松宮記念以外の5レースが前年比増となった。

■アラカルト

 ◆単勝1番人気 2006年ディープインパクト以来の勝利で37度目。

 ◆関西馬 3連勝での34勝目。関東馬は44勝。

 ◆5歳 14年フェノーメノ以来の23勝目。他は4歳48勝、6歳7勝、7歳以上は未勝利。

 ◆清水久詞調教師 JRA・GIはいずれもキタサンブラックによる5勝目。JRA重賞は14勝目。

 ◆ブラックタイド産駒 JRA・GIは全てキタサンブラックによる5勝目。JRA重賞は12勝目。

 ◆人気決着 3連単3780円、3連複610円はともにレース史上最低額。

キタサンブラック

 父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオー鹿毛の牡5歳。栗東清水久詞厩舎所属。北海道日高町ヤナガワ牧場の生産馬。馬主は(有)大野商事。戦績は16戦10勝。獲得賞金は13億4413万9000円。重賞は2015年GIIフジテレビ賞スプリングS、GIIセントライト記念、GI菊花賞、16年GI天皇賞・春、GII京都大賞典、GIジャパンC、17年GI大阪杯に次いで8勝目。天皇賞・春は、清水久詞調教師は16年キタサンブラックに次いで2勝目、武豊騎手は1989年イナリワン、90年スーパークリーク、91、92年メジロマックイーン、99年スペシャルウィーク、06年ディープインパクト、16年キタサンブラックに次いで8勝目。馬名は「冠名+父名の一部」。

 

これで8勝目となった天皇賞・春の勝利。

武豊と言えば平成の盾男と言われているが、平成どころか、日本競馬の盾男である。

それにしても、武豊が勝った馬を見ると、名馬ぞろい。

やはり、武豊は名馬が似合う。

 


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