【京都新聞杯】プラチナムバレット、重賞初制覇!河内師開業13年目でダービー初挑戦
【京都新聞杯】プラチナムバレット、重賞初制覇!河内師開業13年目でダービー初挑戦 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
◆第65回京都新聞杯・G2(6日・芝2200メート、京都競馬場、良)
第65回京都新聞杯・G2は6日、京都競馬場の芝2200メートルで行われ、2番人気のプラチナムバレット(浜中)がゴール前で外から差し切って重賞初制覇。賞金を加算して、日本ダービー(28日、東京)出走を確実にした。
最後はトレーナーの思いのぶんだけ、差し届いた。中団後方の馬群で直線に入ったプラチナムバレットを、浜中は必死に鼓舞した。外にできたスペースに持ち出すとグングン加速。頭差だけサトノクロニクルを差し切って“夢切符”を手にした。
「うまく誘導できなくて後手を引く形に。外に進路を取ってからは、すごく伸びてくれました」。好位で運んだこれまでと違う厳しい競馬。上がり最速33秒6の豪脚を放った相棒の力を鞍上は素直にたたえた。
薄氷を踏む思いでつかんだ大きな勝利に、河内調教師は苦笑いだ。「4コーナーでは、ちょっと諦めたけどな。外回りのぶん届いた。勝つことが絶対条件だったから」。日本ダービー出走への賞金加算に成功して笑った。
13年目で、ついにたどり着いた。00年のアグネスフライトでダービージョッキーに輝いた舞台に、調教師として初めて立つ。くしくも、同じ京都新聞杯からだ。「新馬の頃から素質を感じていた。権利を取るのが最終目標ではないから。出る以上はいい結果を」。勝負師の目を光らせて、決戦を見据えた。(宮崎 尚行)
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プラチナムバレット 父マンハッタンカフェ、母スノースタイル(父ホワイトマズル)。栗東・河内洋厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産。通算6戦3勝。重賞は初勝利。総収得賞金は8325万9000円。馬主は(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング。
プラチナムバレットが京都新聞杯に勝ったことにより、ダービーに開業13年初挑戦となった河内師。
河内師の騎手時代といえば、西の秘密兵器の鞍上というイメージが強い。
また、サッカーボーイ等、1番人気も何頭か乗っていたと記憶している。
何よりこのローテーションは河内師が勝利したアグネスフライトと同じローテーション。
河内の夢が勝つのか?
本番が楽しみである。