【日本ダービー】狙うは“経済コース”の内か“荒れてない”外か
【日本ダービー】狙うは“経済コース”の内か“荒れてない”外か （スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
今年のダービーの馬場を読み解く鍵は、Ｂコースが使われた１４日のヴィクトリアＭにある。前日から降り続いた雨で内ラチ沿いの芝は荒れていた。逃げたソルヴェイグは内ラチから４～５頭分のスペースを空けて直線に進入。その後ろを馬群が追走した。
今週から内ラチが３メートル外に移動するＣコースを使用。本来ならラチ沿いの傷みがカバーされるが、今年に限っては少し勝手が違いそうだ。ＪＲＡ東京競馬場馬場造園課の二村啓介さんは「土曜（１３日）の９、１１Ｒから内を空けていて、日曜は朝から完全にＣコースを走っていましたからね」逆にＢコース最終日の先週（２０、２１日）は、前週に温存された内を選択した馬が活躍する“いびつ”な現象が起こっていた。
二村さんは「ダービー当週の開催日に雨が降らなければいい状態で迎えられるが、現状ではＣコースの部分に小さい蹄跡が残っている」と説明。騎手心理も考慮すれば、直線は例年よりも内が空いた攻防か？ヴィクトリアＭはルメール（アドマイヤリード）が４角でインを突き、少しだけ外に出した直線で差し切る神騎乗を見せた。狙うは“経済コース”の内か“荒れていない”外か。騎手の判断が問われるダービーになるかもしれない。
位置取りにより順位が変わるのは、よく言われることである。
ヴィクトリアＭはルメール（アドマイヤリード）が４角でインを突き、見事に勝利をした。
また、追い込みが来るイメージは状態の良い大外からのイメージも強いであろう。
そのあたりも枠順を見て諸々判断したい。
