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【日本ダービー:東西記者徹底討論】皐月賞のダメージ少ないスワーヴリチャードVS第3の馬サトノアーサー

【日本ダービー:東西記者徹底討論】皐月賞のダメージ少ないスワーヴリチャードVS第3の馬サトノアーサー (東スポWeb) - Yahoo!ニュース

 

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日本ダービー(日曜=28日、東京芝2400メートル)東西記者徹底討論】競馬の祭典・第84回日本ダービーが刻一刻と迫る中、2人のオッサン記者も燃えている。「馼王」西谷が担当の池江厩舎「3頭無印」でこれ以上ないくらい“色”を出せば、「両刀」山口は池江厩舎「第3の馬」に果敢に◎。対決色を強くした渾身の予想合戦を制するのは果たして!?

 西谷哲生(大スポ):いよいよ日本ダービーです。ここまできたらレベルどうこう言うのはやぼ。混戦をどの馬が抜け出すのか。とにかく、いいレースを期待しましょう。

 山口心平(東スポ):まあ馬券が当たれば何でもいいんだけどな。ここまでの流れで強調しときたいのは皐月賞ウイークの突然の高速化に始まり、東京に舞台が替わった青葉賞プリンシパルSと超高速決着が続いた点。当然、目に見えない疲れ、反動は気になるところだ。単純な能力比較では難解なレースだけに“余力”をキーワードに予想したい。

 西谷:で、先輩の本命は?

 山口:◎サトノアーサーだ。超一流厩舎がダービーに向けて英才教育を施してきた。外から見ていてそんな印象のローテ、レースぶりだからな。どんなに流れが緩くても、折り合い重視のスタンスを崩さず、東京の長い直線でモノをいう決め手を引き出す走りを続けさせてきた。

 西谷:だとしても、実際に重賞を勝ち切れなかったのはいただけません。状態も確実に良くはなっていますが、劇的に変わったという感じまではないですから。期待感だけが先行して、過剰人気になるなら、むしろバッサリ切る手もあるのでは。

 山口:ほう、オマエは無印か。なんだかイケそうな気がしてきたな。課題の折り合いは一戦ごとにスムーズになってきたし、1週前追い切りを見る限り、操縦性もだいぶ上がっている。そして決め手がキーワードに挙げた“余力”だ。従来なら間隔が空いたことが懸念されるところだが、今年の場合は反動の心配がないのが何より大きい。高速馬場で走らされた馬たちとはフレッシュさでは比較にならんだろ。

 西谷:ボクは◎スワーヴリチャードでいきます。高速決着の皐月賞は典型的な前・内有利の馬場で、大外から差しに回ったこの馬にはいかにも苦しい状況。それでも0秒4差(6着)まで詰めて、世代上位の力を見せてくれました。

 山口:共同通信杯からのぶっつけで皐月賞というローテも、ダービーへ向けての布石だろうからな。東スポ杯2着、共同通信杯勝ちが示すように東京コースはベスト。あとはレコード決着を走った反動がなければだが…。

 西谷:結局、反動が気になるわけですね。その点で言えば、皐月賞の直線で手前を替えなかったことが、余力という意味で今回につながるのではないかと。

 山口:というと?

 西谷:手前を替えなかったのは、この馬が不器用だからではありません。どんな馬でも、しんどくなれば自然に軸脚を替えるもの。そうしなかったのは、まだ馬が本気で走っていなかったからではないかと…。この中間は前回以上に乗り込めているのもダメージが少なかった証しです。

 山口:アドミラブルは青葉賞の勝ちっぷりが圧巻。ペースが緩んだわけでもないのに、3角から徐々に上がって行き、そのまま危なげなく押し切ってしまったからな。

 西谷:内容もすごかったけど、勝ち時計2分23秒6にもド肝を抜かれました。最強世代と言われた昨年のダービーでさえ勝ち時計は2分24秒0ですからね。

 山口:それだけに反動うんぬんなら、この馬が一番心配なわけだが…。影響さえなければ、青葉賞から初のダービー馬が誕生するかもしれないな。

 西谷:その青葉賞で2着にきたベストアプローチも忘れないでくださいよ。その前の2走(セントポーリア賞6着→弥生賞4着)はいずれも脚を余したもので、スムーズなら馬券に絡んでもおかしくなかった。勝ち切れるかとなると、どうかと思いますが、“隠れ安定株”としては面白い。

 山口:レイデオロは皐月賞が直線だけの競馬に徹して5着。果たして本当に強いのかという根本の疑念は残るが、ここを目標にした余力残しの臨戦過程は好印象だ。

 西谷:カデナの皐月賞9着は速い時計に戸惑ってしまった感じがします。じっくり行ける東京なら巻き返しがあってもおかしくないでしょう。

 山口:皐月賞1、2着のアルアインペルシアンナイトはともにインさばきがうまくいった感が強く、能力を反映した結果とは言いにくいだけに…。もちろん、高速時計走破の反動も気になるし…。

 西谷:実際、ペルシアンナイトは疲れが出て、状態が戻るのが少し遅れたみたいです。アルアインは血統的に距離延長が微妙。今回は両馬とも無印でいきます。

 山口:ずいぶん思い切ったな。プリンシパルSを制したダイワキャグニーも高速決着の反動が気になるのは同じだけどな。こちらは本当の意味で厳しい競馬をしていない。モロさになって出る可能性もある半面、疲労の蓄積が思ったほどなかったってケースも考えられる。印は回しておいた方がいいだろうな。

 

東スポによる東西記者討論である。

この手の討論にはほとんど全ての馬が出てきており、今回も多分に漏れずであるが、

やはりダービー。

当てたい気持ちが記事を通して伝わってくる。

こうして見るとダービーの予想は1年かけてやっていると実感する物である。

 


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