天国まで1マイル

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【POG】直線5、6度蛇行ヴィオトポス、それでも差し切る能力はナリブー産駒の母譲り

【POG】直線5、6度蛇行ヴィオトポス、それでも差し切る能力はナリブー産駒の母譲り (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

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ヴィオトポス(牝、美浦田村康仁厩舎)、父マツリダゴッホ、母マイネヴィータ、馬トクPOG指名者数:19人】

 6月3日の東京5R、2歳新馬(芝1400メートル、16頭立て)は、3番人気ヴィオトポス(牝2歳、美浦田村康仁厩舎=マツリダゴッホ産駒)が、関東圏のJRA2歳戦で初の新馬勝ちを決めた。勝ち時計は1分23秒3。

 道中は中団の外を追走。ずぶさを見せた4コーナー手前で先団から遅れ始めた時には、早々に柴田大の右ムチが飛んだ。外めから追撃した直線では左にささっては立て直す、ささって立て直すを5度、6度。さらにゴール前では物見をしながら、2着に1馬身1/4差をつけた。

 柴田大は「走りがゆったりで追走に苦労した。もっと距離があった方がいい」とコメントした。

 入厩前に育成されていた北海道・ビッグレッドドファーム真歌では「仕上がりが早く、いい脚を持っているが、気性に課題がある」の評価。昨年のチャレンジC勝ち馬マイネルハニー(小倉大賞典で直線謎の失速16着)と同じマツリダゴッホ×ナリタブライアンの配合で、やや常識にかからない面があるのかもしれない。母のマイネヴィータは同じ田村厩舎所属で新馬を勝ち、札幌2歳S2着、阪神JF5着、フラワーC2着、オークス9着の成績。ナリタブライアン産駒として重賞制覇に最も近づいた馬だった。ラフィアンゆかりのオカノブルーの牝系出身なら気持ちの強さは折り紙付き。メンタルの強さ、難しさは競馬で紙一重といったところだろう。大きなストライド、息の長い末脚は確認できたし、距離はマイル以上もこなせそうだ。

 課題としては、やはり直線の蛇行が気にかかる。果たして密集馬群を割ることができるのか。次走はまだアナウンスされていないが、フルゲートの新潟2歳Sで走りを見たい。

 ただ牝馬らしからぬ、あの荒々しさは個人的にかなり好み。しっかり集中、スムーズ追走、直線真一文字に伸び切れるようになれば、母と同様、重賞級の期待をかけていい。

 15年ペルソナリテ、16年マイネルバールマンに続く、3年連続の関東一番星を誕生させたマイネル軍団から、育てがいのある楽しみな素材が現れた。(大上 賢一郎)

 

新馬を勝ったヴォオトポス。

母父がナリタブライアンとは嬉しい限りである。

ナリタブライアン産駒で一番重賞に近づいた母の能力にマツリダゴッホの血が加わると、どこまで成績を伸ばせるのであろうか?

 

 


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