天国まで1マイル

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ネオリアリズムが香港クイーンエリザベス2世Cを制した勝因は…川上大志記者が分析

ネオリアリズムが香港クイーンエリザベス2世Cを制した勝因は…川上大志記者が分析 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

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香港G1のクイーンエリザベス2世C・G1が4月30日、香港のシャティン競馬場で行われた。8頭立ての一戦を制したのは日本から参戦したネオリアリズム(牡6歳、美浦堀宣行厩舎)だった。この勝利の舞台裏に川上大志記者が迫った。

 レースはザユナイテッドステイツがハナを奪い、末脚自慢の地元馬パキスタンスターが好位から運び、前半の半マイルは54秒8のスローペースとなった。ただでさえ先行馬が有利な芝コースで、ネオリアリズムは中団5~6番手で運ぶ形となった。正直言って「厳しい」と思った矢先だった。

 香港で3年連続のリーディング獲得が濃厚なモレイラ騎手に導かれ、一気にまくって先頭へ立った。他の馬が競りかけてこなかったこともあるが、最後まで脚を残して押し切った。

 モレイラ騎手は「長く脚を使えると思っていたので勝負に出た」と語っていた。3月に取材したドバイ国際競走のターフでも、牡馬相手にヴィブロスを勝利に導いた。技術はもちろんだが、初めて騎乗した馬の特徴を瞬時に把握し、それに合うレース運びをできるのがモレイラ騎手のすごさだろう。

 ネオリアリズムは海外初遠征だった昨年の香港マイル(9着)と、体調が全く違った。その前回は「出発前から平常心を欠いてカイバ食いが落ちた」と森助手が明かしたように、本調子でなかった。今回は美浦での国内最終追い切りから躍動感たっぷりの走りを披露。双眼鏡越しに出来のよさが伝わってきた。「前回より良いコンディションで出走させることができた」という堀調教師の言葉に納得した。

 シャティン競馬場は洋芝で、函館、札幌の馬場に近いと言われる。ネオリアリズムは2016年札幌記念を含め、札幌で3戦3勝。ベスト距離の2000メートルなら、体調が戻れば好勝負は必然だった。馬と騎手、そこに厩舎の力がかみ合った三位一体の勝利だった。(川上 大志)

 

香港クイーンエリザベス2世Cを勝ったネオリアリズム

勝利の要因は三位一体との分析。

全く異存はない。

遠く離れた異国の地。

何かが欠けたら勝てないを改めて確認させられた。

 

 


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